第34回ジャパンC エピファネイア 2014/11/30

2020年5月25日

 エピファネイアのベストレースといえばやはりこの2014年のジャパンカップだろう。菊花賞の快勝は皐月賞馬とダービー馬も不在で相手が弱すぎたために価値的にも及ばない。デビューから3連勝して一躍クラシック候補となるものの、休み明けの弥生賞では早仕掛けで力の違いを見せようと意気込んだが、集中力不足による詰めの甘さの弱点が露呈し僅差4着と敗れる。その弱点を修正できないまま皐月賞とダービーで連続2着と惜敗してしまう。夏を無事に越え、満を持して発進したエピファネイアは春シーズンの鬱憤を晴らすように神戸新聞杯と菊花賞を圧勝して3歳時を終えた。翌年4歳になり主役級扱いで突き進むと思われたが海外競馬でも勝ち星に恵まれず、その成長に疑問符が打たれた。しかし4番人気となったジャパンカップでジャスタウェイやジェンティルドンナら強豪を4馬身ぶち抜く強さを見せた。このジャパンカップでのパフォーマンスがエピファネイアの真の実力なのである。

 名馬は名牝から生まれると言われるようにエピファネイアの母は稀代の名牝シーザリオである。エピファネイア以外でも活躍馬を生んでおり現在日本では最も繁栄している牝系となっている。2005年のアメリカンオークスを圧勝した映像である。

 種牡馬となったエピファネイアは初年度産駒の中から桜花賞馬を出した。デアリングダクトはサンデーサイレンスのインブリが今のところ効果を発揮しているように思える。このまま牝馬路線のみならず牡牝混合での大レースで活躍してエピファネイアの種牡馬価値を高めて欲しい。