有馬記念2021予想

予想アプローチ

 本命はアカイイトを選んだ。前走のエリザベス女王杯は阪神内回りの2200m。前半3ハロンは34.1、5ハロンは59秒となかなか厳しい展開。その流れを3コーナー過ぎから手応え抜群で前に取り付き、直線半ばで先頭に躍り出てそのまま押し切った強い内容を示した。500kgを超える牝馬としては雄大な馬格で10番人気ではあったが、府中牝馬Sでの致命的な出遅れで過小評価されていた存在でもあり、その実力は相当なものだと判断。グランプリのこのメンバーでも互角以上の戦いができるはずだ。

 母系を辿ると日本では実績のない血筋でやや不安があるが、Tom Foolの存在が認められるあたり、決して見劣りする内容ではないことは確かだ。幸騎手といえばやはりスティルインラブ3冠の偉業が懐かしい。いぶし銀の呼び名に相応しい息の長い活躍を続けている騎手で注目。

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