出走馬17頭のうち、前走10着以下の着順が10頭でしかも前走が勝利という上昇馬も不在の重賞レベルに疑問符が打たれる。例年になく混迷深まった金杯予想である。まず見なくてはいけないのは前走チャレンジカップでソーヴァリアントに0.6秒差で負けたヒートオンビートが1番人気になりそうな気配であることだ。母がマルセリーナで良血であることも人気の一因ではあるけれど、いくらなんでも初の中山コースで、しかも今の力のいる馬場では苦戦を強いられるだろう。頭で狙うにはかなりのリスクが発生する。ヒートオンビートの評価が決まればあとはどの馬からでも狙うことができる。私はアトミックフォースでも十分に馬券になると確信している。理由は4走前のエプソムCの走りが秀逸だったからだ。1000m58.8秒の厳しい流れを2番手で掛かり気味に飛ばして先行勢で唯一0.4秒差粘った脚は重賞でも上位に食い込める潜在力は十分ある。
本命◎アトミックフォース
対抗○ヴィクティファルス
単穴▲レッドガラン
紐 △ヒートオンビート
△スカーフェイス
△タガノディアマンテ
△シャムロックヒル
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