ジオグリフが圧勝した札幌2歳S。ラップが示すようになかなか厳しい内容でレベルが高かった。2着以降を0.7秒差で突き放したパフォーマンスは現時点で2歳王者にふさわしい存在と判断した。
セリフォスの前走デイリー杯２歳Sはスローの流れから上がりの勝負。最後10.5-11.9とレベルの帳尻合わせに動いたがタイムとしても物足りない結果。３連勝で１番人気ではあるものの過信は禁物。
ダノンスコーピオンの萩Sもスローペースで全体的なレベルは及第点ほどではある。しかし２着キラーアビリティ以下３着は５馬身突き放しており、1、2着は将来的にも注目すべきパフォーマンスを示したと言えよう。
ドーブネのききょうSはなかなか厳しいペースでの勝利。しかし馬体も緩く、気性的にも成長途上のように見える。将来的な見極めが必要であることは否めない。
今回、穴馬に推したいのはスプリットザシー。小柄な牝馬でここでは到底通用しないような印象ではあるが、新馬での鮮やかな差し切りと残り800mから加速が続く内容の濃いレースを経験したことで意外性を発揮するかもしれない。血統でも今後注目したい一頭だ。
セリフォス 98.3
デイリー杯2歳S
12.7-11.4-11.8-12.8-12.6-11.4-10.5-11.9
ダノンスコーピオン 95.9
萩ステークス
12.8-11.3-12.4-13.2-13.3-11.8-11.3-10.6-11.8
ジオグリフ 104.2
札幌2歳S
12.6-11.9-11.9-11.9-12.0-12.0-12.2-12.1-12.5
ドーブネ 102.2
ききょう
12.6-10.6-11.1-11.9-11.8-11.4-12.0
スプリットザシー 100.9
新馬
12.8-11.1-11.8-12.2-11.9-11.7-11.1-12.1
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