日本ダービー2021予想②血統にてみる本命馬選定

サトノレイナス予想アプローチ
サトノレイナス

今回は血統面からのアプローチを試みてみる。血統と言っても、どの観点から探る方法が必要となる。わかりやすい種牡馬の傾向からみてみよう。過去10年をみても傾向は明らかだ。

ディープインパクト 6頭
キングカメハメハ 2頭
ハーツクライ 1頭
ステイゴールド 1頭

圧倒的にディープインパクト産駒の優位がみられ、しかもここ3年連続産駒が勝利している。
今年のディープインパクト産駒を提示してみよう。

ヨーホーレイク
レッドジェネシス
ディープモンスター
シャフリヤール
グレートマジシャン
サトノレイナス

前日選定した指数上位馬とも被っているので、ここではそれ以外で注目できる特徴を持った1頭をピックアップすると前走皐月賞で上がり3ハロン最速を示したヨーホーレイクを選定しよう。この馬の全兄には皐月賞4着だったカミノタサハラがいてダービーに出ることなく引退してしまったが、弥生賞でキズナやエピファネイアを破っており、ダービーに出ていればいいところまでいったのではないかと思っている。改めてここまで選定した5頭をみてみよう。

エフフォーリア
レッドジェネシス
グレートマジシャン
サトノレイナス
ヨーホーレイク

さてここから本命馬の選定に入る。あくまで血統の見地から吟味していく。先ほど述べたようにここ3年連続ディープインパクト産駒が勝利していて、ここ2年の勝ち馬、コントレイルとロジャーバローズの血統をみると2頭ともLyphardのインブリードが見受けられる。私はこれに注目した。過去10年でディープブリランテにもLyphardのインブリがあり、上記の選定馬だとサトノレイナスが該当する。

【結論】
サトノレイナスを本命視する。昨年のダービーで11着と負けたサトノフラッグは全兄である。コントレイルという強いライバルがいたが、陣営はけっこうダービー制覇に自信があったのではないか。結果は予想外の大敗で意気消沈した状況は推測できる。馬主からみれば、これはかつてのサトノダイヤモンドの鼻差負けから続いている流れなのであって、そのために牝馬であってもダービー挑戦は必然なのである。

馬券の買い方はサトノレイナスから3連単軸1頭で上記他4頭に流して勝負する。(2着付けの流し馬券を買うかは現時点迷っている。)


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